3300系は2004年に登場した通勤形電車である。2015年現在7編成28両が在籍する。

共通事項

4両編成
MTユニット方式
VVVFインバータ制御
IGBT 1C2M×2群方式
営業最高速度 120km/h
設計最高速度 130km/h
歯車比 5.65
出力 170kW

1次車

2次車とは大きな変化はないが、1次車では折りたたみ式の補助椅子の肘掛が未装備である他天井中央のパネルがFRP成形型となっている。ちなみに2次車ではアルミデコラの平板になった。1編成が製造された。

3次車

2015年1月7日から8日にかけて尾張旭に陸送された。3306Fのみが製造されたが、同編成は喜多山駅付近の高架化工事が完了するまでの間は瀬戸線に配置され、高架化が完成した後は本線系統に転属すると見られている。2005年7月に2次車が製造されて以来10年ぶりの増備なので従来車との変更点が多数見られる。

行き先と種別表示をオーロラビジョンからフルカラーLEDに変更。

座席をロングと転換クロスの交互配置からオールロングシートに変更。

車内案内表示器をLED2段表示から4000系と同じLCDによる液晶ディスプレイに変更し、多様な表示が可能になった。また、画面のサイズも4000系より大きくなった。

起動音が313系とほぼ同一になり、登場時の300系に近い音となった。

スカートの形状が変わった他カーブの多い瀬戸線に対応するため、ボルスタレス式の台車になった。

4次車

2015年8月19日に搬入された車両で台車やスカート以外は先に登場した3306Fに準じているが、塗装が先に登場した3150系5次車に準じた塗装に変更されている。同年9月2日から1380系と交代する形で営業運転を開始した。1編成が製造された。

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